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文献概要
今月の主題 脳卒中 脳卒中急性期の診断技術
CT・MRI
著者: 小川敏英1 奥寺利男1
所属機関: 1秋田県立脳血管研究センター放射線科
ページ範囲:P.2193 - P.2195
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●急性期の出血性脳血管障害の診断において,CTはその存在診断に有用であるのに対して,MRIは原因疾患の診断に役立つ.
●塞栓性閉塞による比較的広範な虚血例では,発症6時間以内の超急性期であっても,CTで異常所見を検出できることが少なくない.
●超急性期の虚血性脳血管障害のMRI診断では,プロトン密度強調像,FLAIR(fluid-attenuated inversion recovery)像が有用である.
●急性期の虚血性脳血管障害の診断において,血流情報が得られるMRIは,頭蓋内外の主幹動脈狭窄・閉塞の診断に有用である.
●急性期の出血性脳血管障害の診断において,CTはその存在診断に有用であるのに対して,MRIは原因疾患の診断に役立つ.
●塞栓性閉塞による比較的広範な虚血例では,発症6時間以内の超急性期であっても,CTで異常所見を検出できることが少なくない.
●超急性期の虚血性脳血管障害のMRI診断では,プロトン密度強調像,FLAIR(fluid-attenuated inversion recovery)像が有用である.
●急性期の虚血性脳血管障害の診断において,血流情報が得られるMRIは,頭蓋内外の主幹動脈狭窄・閉塞の診断に有用である.
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