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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻11号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中 座談会

脳卒中急性期の診断と治療をめぐって

著者: 小川彰1 内山真一郎2 松本昌泰3 峰松一夫4

所属機関: 1岩手医科大学脳神経外科 2東京女子医科大学神経内科 3大阪大学医学部第1内科 4国立循環器病センター内科脳血管部門

ページ範囲:P.2276 - P.2287

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 峰松(司会) 今日の座談会は「脳卒中急性期の診断と治療をめぐって」ということで,3人の先生方にお集まりいただきました.お忙しい中をありがとうございます.
 本論に入る前に,私自身が常々感じていることですが,10〜20年前の脳卒中と比べると,最近いろいろな意味で大きな変化が起こっているように思います.例えば,以前は脳出血の死亡率が高かったわけですが,最近の久山町のデータなどではそれが非常に低くなっていますし,患者自体もかなり高齢化している.また一方では,いろいろな検査法が進歩し血管などを非侵襲的に評価できるようになり,新しい治療法も提唱されています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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