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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻11号

1995年11月発行

文献概要

SCOPE

PTCA施行後10年間の長期予後

著者: 延吉正清1

所属機関: 1小倉記念病院循環器内科

ページ範囲:P.2335 - P.2338

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 PTCA(percutaneous transluminal coronaryangioplasty)の長期予後についてはGruentigによってスイスで行われた症例の予後調査をDr. King1)が行っているが,この他は長期予後についての報告はほとんどない.PTCAの長所として,同じ血行再建術であるA-Cバイパスに比し,短時間で,しかも非開胸下で行えるなど多くの長所を有している.しかしながら,欠点として再狭窄がある.また,現在のところ長期予後に関しては不明といっても過言ではない.
 今回,筆者らはPTCAを施行し,10年以上経過した症例につき臨床的および造影上の追跡調査をしたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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