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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

増刊号 Common Disease 200の治療戦略

循環器疾患

心室頻拍

著者: 笠貫宏1

所属機関: 1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科

ページ範囲:P.18 - P.22

文献概要

疾患概念と病態
 心室頻拍(VT),特に持続性VTは血行動態の増悪をもたらし,Adams-Stokes発作や心不全を惹起し,突然死をきたしうる重症不整脈である.米国では心臓突然死の80〜90%がVT/心室細動(VF)によると考えられており,その治療は今日的な重要課題となっている.VTに対する薬物療法1)のみならず,非薬物療法(カテーテルアブレーション2),手術療法および植込み型除細動器3))は著しい進歩をとげている.
 本稿では,持続性VTに対する治療戦略について概説を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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