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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 循環器疾患

心房粗・細動

著者: 井上博1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部第2内科

ページ範囲:P.24 - P.25

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疾患概念と病態
 心房細動は心房の興奮が高頻度かつ不規則になった状態で,心房の補助ポンプとしての有効な収縮が消失している.心房粗動は心房の興奮が300/分前後の規則的なもので,心房の補助ポンプの機能は低下している.その結果,心房粗動・細動では臨床上4つの事柄が問題となる(表1).したがって,治療の戦略は表1に掲げられた事項を目標に立てることになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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