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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 消化器疾患

アルコール性肝障害

著者: 重田洋介1

所属機関: 1慶應義塾大学伊勢慶應病院内科

ページ範囲:P.201 - P.203

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疾患概念と病態
1.原因
 アルコール(A1)飲料の過剰摂取によって引き起こされる肝障害で,一気飲みなどによって起こる急性アルコール中毒は本稿では取り上げない.多くは日本酒に換算して毎日3合以上,5年間以上の常習飲酒家に認められるものをいう.その発現はA1の直接障害作用によるものであり,栄養障害の影響はあってもそれは二次的なものと考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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