文献詳細
文献概要
“ホッ”とspot
針生検とPEIT
著者: 島田昌和1
所属機関: 1清恵会病院内科
ページ範囲:P.203 - P.203
文献購入ページに移動ところで,肝生検を日常の診療で行っていると,今度は他臓器の生検も行いたいと考えるものである.その結果,今では従来使用していた3種類の生検針に加えて,バイオプシーガンを臓器の種類や目的に応じて使用している.針の太さについては診断可能な最小限のゲージ数を使うのがよいと考える.例えば,大学時代には原発性胆汁性肝硬変症(PBC)の診断に18Gの生検針を使用し,肝組織を長く採取することによって,慢性非化膿性破壊性胆管炎などPBCに特徴的な病理組織を得ることができた症例を経験している.
掲載誌情報