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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 呼吸器疾患

気管支喘息

著者: 喜屋武幸男1

所属機関: 1沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.286 - P.288

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疾患概念と病態
 気管支喘息は,好酸球を中心とする炎症細胞による慢性の炎症性気管支炎と定義づけられ,その病態は種々の刺激に対する気道過敏性の増大に伴う広範囲の,可逆的かつ種々の程度の気道閉塞性障害と考えられる.
 患者の既往歴・家族歴におけるアレルギー性素因の有無,および過去における発作性の咳や喘鳴,呼吸困難の反復,さらには喘息治療を受けた経験があれば,その際の反応態度などを参考に本疾患を疑う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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