文献詳細
文献概要
増刊号 Common Disease 200の治療戦略 血液・造血臓器疾患
播種性血管内凝固症候群
著者: 高松純樹1
所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院輸血部
ページ範囲:P.352 - P.353
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播種性血管内凝固症候群(DIC)とは以下の4項目を満たすことが必要である.①基礎疾患を有するものが何らかの原因で,②凝固系の亢進をきたし,全身に血栓を生じ閉塞症状を起こすとともに,③血栓形成に血小板,凝固線溶因子の消耗をきたし,④著明な出血症状をきたす病態である.したがって,病態把握のためには①基礎疾患の有無,②凝固系の亢進および血小板・線溶系の亢進の有無,③血小板・凝固線溶系因子の消耗の有無,④臨床症状の有無を検討することが重要である.
播種性血管内凝固症候群(DIC)とは以下の4項目を満たすことが必要である.①基礎疾患を有するものが何らかの原因で,②凝固系の亢進をきたし,全身に血栓を生じ閉塞症状を起こすとともに,③血栓形成に血小板,凝固線溶因子の消耗をきたし,④著明な出血症状をきたす病態である.したがって,病態把握のためには①基礎疾患の有無,②凝固系の亢進および血小板・線溶系の亢進の有無,③血小板・凝固線溶系因子の消耗の有無,④臨床症状の有無を検討することが重要である.
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