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書評
—猿田享男・斉藤郁夫・河邊博史・中里優一訳—カプラン臨床高血圧 フリーアクセス
著者: 日和田邦男1
所属機関: 1愛媛大学医学部第2内科
ページ範囲:P.444 - P.444
文献概要
現在,高血圧に関する書物は,世界的に見ても専門的な大著であったり,わが国でもその全貌を過不足なく記載しているものがないなど,適当なものが見当たらない.このような状況の中,本年4月,『カプラン臨床高血圧』が原著の出版からわずか1年で医学書院MYWから出版された.しかも翻訳者は,Kaplan教授の高弟の一人である慶應義塾大学医学部内科の猿田享男教授を筆頭に,現在高血圧の領域で活躍されている斉藤郁夫助教授他2人で,Kaplan教授の意図するところを十二分に酌み取って翻訳が行われている.
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