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文献概要
増刊号 Common Disease 200の治療戦略 膠原病
慢性関節リウマチ
著者: 井上哲文1
所属機関: 1東京大学医学部物療内科
ページ範囲:P.449 - P.455
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1.病態
慢性関節リウマチは自己免疫機序を病態の基礎に有する疾患である.多関節に慢性炎症を生じ,一部の自然寛解例を除くと,これが極めて長期間持続する.そして,この慢性関節炎の持続の中で関節構造の破壊性変化が蓄積し,関節機能障害がもたらされる.また,各種の関節外症状を合併する例も稀ではない.
1.病態
慢性関節リウマチは自己免疫機序を病態の基礎に有する疾患である.多関節に慢性炎症を生じ,一部の自然寛解例を除くと,これが極めて長期間持続する.そして,この慢性関節炎の持続の中で関節構造の破壊性変化が蓄積し,関節機能障害がもたらされる.また,各種の関節外症状を合併する例も稀ではない.
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