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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

増刊号 Common Disease 200の治療戦略

腎・尿路疾患

膀胱炎

著者: 高橋剛1

所属機関: 1東京逓信病院腎臓内科

ページ範囲:P.494 - P.495

文献概要

疾患概念と病態
 細菌が尿路に付着し,感染を成立させたもののうち,病変が下部尿路に限局したものが膀胱炎である.
 患者は排尿痛,頻尿などの症状で来院し,通常発熱は伴わない.検査では膿尿(白血球>5〜10/HPF),細菌尿(>104CFU/ml)がみられる.原因が細菌であるので,治療の主体は抗生剤となるが,問題はその種類と投与期間である.また,一部に非感染性の膀胱炎(放射線,cyclophosphamide,tranilastなどの薬剤)があるが,本稿では割愛する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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