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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 腎・尿路疾患

尿道炎

著者: 菊池孝治1 赤座英之1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系泌尿器科

ページ範囲:P.502 - P.503

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疾患概念と病態
 尿道炎は性交渉によって感染するSTD(sexually transmitted disease)と,尿道留置カテーテルなどに伴う非STD性に分けられるが,本稿ではSTDとしての男性の尿道炎の治療について解説する.
 尿道炎は起炎菌により淋菌性尿道炎(GU)と非淋菌性尿道炎(NGU)に分類される.NGUはクラミジア(Chlamydia trachomatis)のほか,ウレアプラズマ,グラム陽性球菌,グラム陰性桿菌も分離されるが,病原性が明かなものはクラミジアである.したがって,尿道炎の治療に当たっては,淋菌とクラミジアの2つの起炎菌を念頭においておかねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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