文献詳細
文献概要
増刊号 Common Disease 200の治療戦略 運動器疾患
化膿性関節炎
著者: 鳥巣岳彦1
所属機関: 1大分医科大学整形外科
ページ範囲:P.570 - P.571
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化膿性関節炎は発熱や急激な落痛で発生し,局所の腫脹,発赤,熱感が著明である.乳幼児では感冒,リウマチ性疾患と間違えやすいが,関節液の細菌培養で化膿菌が証明されれば診断は確定する.in vitroの実験で,黄色ブドウ球菌と白血球に関節軟骨が晒されると,24時間でproteoglycanの溶解が始まる.急性化膿性関節炎の治療は可及的速やかに行われねばならない.
化膿性関節炎は発熱や急激な落痛で発生し,局所の腫脹,発赤,熱感が著明である.乳幼児では感冒,リウマチ性疾患と間違えやすいが,関節液の細菌培養で化膿菌が証明されれば診断は確定する.in vitroの実験で,黄色ブドウ球菌と白血球に関節軟骨が晒されると,24時間でproteoglycanの溶解が始まる.急性化膿性関節炎の治療は可及的速やかに行われねばならない.
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