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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 運動器疾患

化膿性関節炎

著者: 鳥巣岳彦1

所属機関: 1大分医科大学整形外科

ページ範囲:P.570 - P.571

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疾患概念と病態
 化膿性関節炎は発熱や急激な落痛で発生し,局所の腫脹,発赤,熱感が著明である.乳幼児では感冒,リウマチ性疾患と間違えやすいが,関節液の細菌培養で化膿菌が証明されれば診断は確定する.in vitroの実験で,黄色ブドウ球菌と白血球に関節軟骨が晒されると,24時間でproteoglycanの溶解が始まる.急性化膿性関節炎の治療は可及的速やかに行われねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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