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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻12号

1995年11月発行

文献概要

増刊号 Common Disease 200の治療戦略 運動器疾患

骨粗鬆症

著者: 林𣳾史1

所属機関: 1東京都衛生局健康推進部

ページ範囲:P.579 - P.582

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疾患概念と病態
 1993年の国際骨粗鬆症シンポジウムでは,骨粗鬆症は骨量の減少を示す全身性疾患で,骨微細構造の劣化を伴い,骨脆弱性と易骨折性を示す疾患であると定義づけられたが,この定義は世界で最も広く受け入れられている.
 この定義をもう少し易しく言い換えれば,日常遭遇する些細な外力,例えば同一平面上での転倒や重い物を持ち上げたなどでも,四肢や胸腰椎に骨折が生じるほどまでに骨が弱くなってしまった状態といえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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