文献詳細
文献概要
増刊号 Common Disease 200の治療戦略 皮膚疾患
単純ヘルペス
著者: 漆畑修1
所属機関: 1東邦大学医学部第2皮膚科(大橋病院)
ページ範囲:P.598 - P.599
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単純ヘルペス(Herpes simplex)は,単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1),単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)感染による皮膚・粘膜病変の総称で,初感染と再発型に分けられる.病型は口唇ヘルペス(癌疹性歯肉口内炎),性器ヘルペス,ヘルペス性瘭疽,躯幹・上肢のヘルペス,疱疹性湿疹(カポジ水痘様発疹症),角膜ヘルペス,新生児ヘルペスなど多彩である.
初感染では皮膚あるいは粘膜の微小外傷部より感染するが,ほとんどは不顕性感染で,発症するのは10%前後といわれている.
単純ヘルペス(Herpes simplex)は,単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1),単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)感染による皮膚・粘膜病変の総称で,初感染と再発型に分けられる.病型は口唇ヘルペス(癌疹性歯肉口内炎),性器ヘルペス,ヘルペス性瘭疽,躯幹・上肢のヘルペス,疱疹性湿疹(カポジ水痘様発疹症),角膜ヘルペス,新生児ヘルペスなど多彩である.
初感染では皮膚あるいは粘膜の微小外傷部より感染するが,ほとんどは不顕性感染で,発症するのは10%前後といわれている.
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