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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 病態理解の進歩

慢性関節リウマチとアポトーシス

著者: 住田孝之1 浅原弘嗣1 蓮沼智子1 西岡久寿樹1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター臨床遺伝部門

ページ範囲:P.2356 - P.2358

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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)関節の滑膜細胞とT細胞にアポトーシスが認められ,Fas抗原,Fasリガンドの発現もみられる.
●これらの関節内細胞は,抗Fas抗体に対して高い感受性を示し,Fas抗原を介したアポトーシスを誘導している.
●Fas感受性はRA関節に特異的に認められるため,その分子機構の解明が待たれる.
●近い将来,抗Fas抗体によるRAの特異的治療が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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