icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 病態理解の進歩

慢性関節リウマチと炎症性メディエーター

著者: 本田善一郎1

所属機関: 1東京大学医学部物療内科

ページ範囲:P.2366 - P.2368

文献購入ページに移動
ポイント
●メディエーターの産生・分解は厳密な制御の下にある.
●メディエーターには①情報増幅,②最終機能発揮という2つの役割がある.
●炎症性メディエーターには,①細胞外で作られるもの(C5a,トロンビンなど)と,②細胞内で作られるもの(脂質伝達物質:PG,LT,PAFなど)がある.
●メディエーターの産生・遊離のルートは,①代謝反応,②遺伝子発現-代謝反応,③細胞内運動(分泌),の3種類に大別される.これらはいずれも治療の標的部位である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?