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文献概要
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 診断と状態評価
画像診断(単純X線,MRI)
著者: 松井宣夫1 小林正明1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部整形外科
ページ範囲:P.2386 - P.2394
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●慢性関節リウマチ(RA)の画像診断として,単純X線検査が最も普遍的かつ重要である.
●Larsenの6段階(grade 0〜V)X線病期分類は,各関節での病期の評価がstandard filmにより客観的に行われ,薬効検定,滑膜切除術などRAの治療効果判定に有用である.
●MRIは骨,軟骨,滑膜,脊髄などを明瞭に描出可能であり,RAの早期診断,関節炎の病態把握,治療効果,予後判定,ならびにリウマチ脊椎病変の病態把握,治療方針決定に極めて有用な画像診断である.
●慢性関節リウマチ(RA)の画像診断として,単純X線検査が最も普遍的かつ重要である.
●Larsenの6段階(grade 0〜V)X線病期分類は,各関節での病期の評価がstandard filmにより客観的に行われ,薬効検定,滑膜切除術などRAの治療効果判定に有用である.
●MRIは骨,軟骨,滑膜,脊髄などを明瞭に描出可能であり,RAの早期診断,関節炎の病態把握,治療効果,予後判定,ならびにリウマチ脊椎病変の病態把握,治療方針決定に極めて有用な画像診断である.
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