文献詳細
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
診断と状態評価
文献概要
ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)の疾患活動性評価は,臨床症状や検査成績のほかに,患者の転帰(outcome)を反映する項目を含めたもので行われなければならない.
●RA患者の病状,治療反応性を評価する上で転帰を反映する指標はQOLの導入である.
●RAでは,罹病期間が長くなるとQOLは低下するが,炎症の指標とは関係ない.
●活動性指標は妥当性があり,再現性が高く,感度が高いものが要求される.
●最近まとめられたACRコアセットはそれらが十分検討された活動性指標であり,この導入は世界的なRAの臨床協同研究に利用できる.
●慢性関節リウマチ(RA)の疾患活動性評価は,臨床症状や検査成績のほかに,患者の転帰(outcome)を反映する項目を含めたもので行われなければならない.
●RA患者の病状,治療反応性を評価する上で転帰を反映する指標はQOLの導入である.
●RAでは,罹病期間が長くなるとQOLは低下するが,炎症の指標とは関係ない.
●活動性指標は妥当性があり,再現性が高く,感度が高いものが要求される.
●最近まとめられたACRコアセットはそれらが十分検討された活動性指標であり,この導入は世界的なRAの臨床協同研究に利用できる.
掲載誌情報