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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 診断と状態評価

疾患活動性評価とQOL評価

著者: 安倍達1 竹内勤1 小出純1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター第2内科

ページ範囲:P.2396 - P.2401

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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)の疾患活動性評価は,臨床症状や検査成績のほかに,患者の転帰(outcome)を反映する項目を含めたもので行われなければならない.
●RA患者の病状,治療反応性を評価する上で転帰を反映する指標はQOLの導入である.
●RAでは,罹病期間が長くなるとQOLは低下するが,炎症の指標とは関係ない.
●活動性指標は妥当性があり,再現性が高く,感度が高いものが要求される.
●最近まとめられたACRコアセットはそれらが十分検討された活動性指標であり,この導入は世界的なRAの臨床協同研究に利用できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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