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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 治療と生活指導

治療戦略の変化と今日的コンセンサス

著者: 東威1 内藤章文1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学東横病院内科

ページ範囲:P.2403 - P.2406

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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)病変の根底には免疫異常があり,それによって関節の滑膜炎,および滑膜パンヌスによる骨侵蝕が起こると考えられる.
●骨侵蝕は関節機能障害を生ずるが,この病変は発病後早期から進行し,一度生じた骨侵蝕を回復させることは困難である.
●従来の治療は炎症抑制を主体としてきたが,この骨侵蝕抑制にもっと重点をおかなければならない.
●そのための治療として,①早期診断・早期治療,②DMARDsの早期使用,③早期治療におけるステロイドの有効的利用,などが論議されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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