文献詳細
文献概要
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 治療と生活指導
注意すべき薬剤相互作用
著者: 篠原聡1
所属機関: 1国立相模原病院内科
ページ範囲:P.2424 - P.2426
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●NSAIDは蛋白結合率が高いため,蛋白結合率の高い薬剤(ワルファリン,経口血糖降下剤,フェニトイン,バルプロ酸など)と併用すると,血漿蛋白との結合を競合的に阻害し,作用を増強する.
●NSAIDはプロスタグランジン(PG)産生を阻害するので,PG産生を介して作用を発現する薬剤(β-blockerやACE阻害剤)の効果を減弱させる.
●フェノバルビタール,フェニトイン,リファンピシンは,肝ミクロソーム酵素を誘導し副腎皮質ステロイドの代謝を促進する.
●プロベネシド,シスプラチン,アミノ配糖体,アムホテリシンB,シクロスポリンは,MTXの排泄を低下させ毒性を増強するので併用を避ける.
●NSAIDは蛋白結合率が高いため,蛋白結合率の高い薬剤(ワルファリン,経口血糖降下剤,フェニトイン,バルプロ酸など)と併用すると,血漿蛋白との結合を競合的に阻害し,作用を増強する.
●NSAIDはプロスタグランジン(PG)産生を阻害するので,PG産生を介して作用を発現する薬剤(β-blockerやACE阻害剤)の効果を減弱させる.
●フェノバルビタール,フェニトイン,リファンピシンは,肝ミクロソーム酵素を誘導し副腎皮質ステロイドの代謝を促進する.
●プロベネシド,シスプラチン,アミノ配糖体,アムホテリシンB,シクロスポリンは,MTXの排泄を低下させ毒性を増強するので併用を避ける.
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