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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 リウマチ周辺疾患の診断と治療

Felty症候群

著者: 橋本喬史1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.2484 - P.2485

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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA),脾腫,白血球,特に好中球の減少を3主徴とする疾患であり,皮下結節,Sjögren症候群,下腿潰瘍,皮膚血管炎,体重減少,肝脾,リンパ節腫脹などの関節外症状を伴いやすい.
●白血球減少の成因としては,①脾機能充進,②骨髄における好中球産生の障害,③末梢血中の好中球寿命の短縮があげられるが,その基盤には免疫異常が関与している.
●治療はRAに対する治療と感染症対策からなるが,感染症を合併すると重篤化しやすいので注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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