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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 リウマチ周辺疾患の診断と治療

回帰性リウマチ

著者: 根岸雅夫1 羽入田芳生1 山崎純子1

所属機関: 1昭和大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2486 - P.2488

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ポイント
●手・手指・膝・肩関節などに数時間から2〜3日持続する急性炎症性関節炎および関節周囲炎発作を繰り返す.
●まったくの無症状期となるので,ギリシャ語でto run backを意味する病名がつけられた.
●発症に男女差なく,20〜50歳台が多い.
●検査所見に乏しく,発作時のみ赤沈が亢進し,急性期反応物質が上昇するが,何回発作を起こしてもX線上変化は認められない.
●約30%の症例は典型的慢性関節リウマチに移行するので,リウマチ性疾患の一臨床表現型とする見解もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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