文献詳細
文献概要
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患 リウマチ周辺疾患の診断と治療
乾癬性関節炎
著者: 三森経世1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.2492 - P.2494
文献購入ページに移動ポイント
●乾癬患者の5〜7%が関節炎を合併する.
●典型的な乾癬性関節炎はDIP関節の腫脹と変形をきたし,X線上“pencil-in-cup”変形を呈する.
●脊椎炎型では,仙腸関節炎,脊椎靱帯の骨化,脊椎の骨棘形成を認めるが,bamboo spineは稀である.
●爪病変(爪の点状陥凹,しわ,肥厚など)が高頻度に認められる.
●治療はNSAIDを基本とし,抗リウマチ薬も効果が認められる.また皮膚病変と関節炎が並行するので,乾癬の治療にも留意する.
●乾癬患者の5〜7%が関節炎を合併する.
●典型的な乾癬性関節炎はDIP関節の腫脹と変形をきたし,X線上“pencil-in-cup”変形を呈する.
●脊椎炎型では,仙腸関節炎,脊椎靱帯の骨化,脊椎の骨棘形成を認めるが,bamboo spineは稀である.
●爪病変(爪の点状陥凹,しわ,肥厚など)が高頻度に認められる.
●治療はNSAIDを基本とし,抗リウマチ薬も効果が認められる.また皮膚病変と関節炎が並行するので,乾癬の治療にも留意する.
掲載誌情報