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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻2号

1995年02月発行

今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療

内科医がみる小児救急外来

発熱

著者: 山中龍宏1

所属機関: 1焼津市立総合病院小児科

ページ範囲:P.229 - P.231

文献概要

ポイント
●小児の発熱の原因として,最も多いものはウイルス感染症であり,患児の年齢が重要な情報となる.診察所見とともに,全身状態を把握することが大切である.
●月齢4カ月未満の乳児の発熱でもウイルス感染症が多いが,原則として小児科医にコンサルトする.
●月齢6カ月以降の小児の発熱はかぜ症候群による場合が多い.
●生後4カ月までの乳児の発熱に対して解熱剤は使用しない.
●熱の高さと疾患の重症度に相関はなく,解熱剤を使用する場合は,主にアセトアミノフェンを頓用で用いる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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