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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻2号

1995年02月発行

今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療

内科医がみる小児救急外来

発疹性疾患

著者: 中村明1

所属機関: 1千葉県こども病院感染症科

ページ範囲:P.240 - P.242

文献概要

ポイント
●小児期の発疹症は紅斑性と水疱性とに大別される.
●さらに,discreteとconfluentとに分類し,confluentな紅斑の鑑別が重要である.
●好発年齢が限られた発疹症がある.たとえば,乳児期の突発性発疹,乳幼児期のブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群や川崎病,幼児から学童期の溶連菌感染症やアレルギー性紫斑病などがあげられる.
●ヘルペス属を除く多くのウイルス性発疹症は特異的治療薬はなく,またself-limitedである.ただし,麻疹のように併発症の多い疾患もあるので注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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