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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻2号

1995年02月発行

今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療

内科医がみる小児救急外来

気管支喘息発作時の処置

著者: 岩田力1

所属機関: 1東京大学医学部小児科(分院)

ページ範囲:P.243 - P.245

文献概要

ポイント
●綿密な問診と理学的診察によって発作の重症度の判定を行う.
●小発作の治療ではβ刺激剤の吸入を第一選択とする.
●中発作以上の発作に際してもβ刺激剤の吸入から開始するが,得られた効果を判定してアミノフィリンの静注,再度の吸入,ステロイドの使用と段階をおって治療していく.
●酸素投与はどの段階から行ってもよい.
●発作に対する頓用としての内服薬の選択は,吸収の早いものを第一とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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