文献詳細
文献概要
今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療 思春期の患者をどうみるか
高血圧
著者: 内山聖1
所属機関: 1新潟大学医学部小児科
ページ範囲:P.272 - P.273
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●小児の血圧測定は,年齢に合わせたカフを用いるが,9歳以上は成人と同じでよい.
●中学・高校生の1%前後に本態性高血圧症が存在するが,ほとんどは軽症高血圧である.
●年齢が低いほど,また,血圧が高いほど続発性高血圧症の可能性が高い.
●高血圧のタイプと薬剤選択の見極めに,カプトプリル試験が有用である.
●中学・高校生の本態性高血圧症では,150/90mmHg以上の固定性高血圧を治療開始の目安とし,140/85mmHg以下の血圧維持を図る.
●小児の血圧測定は,年齢に合わせたカフを用いるが,9歳以上は成人と同じでよい.
●中学・高校生の1%前後に本態性高血圧症が存在するが,ほとんどは軽症高血圧である.
●年齢が低いほど,また,血圧が高いほど続発性高血圧症の可能性が高い.
●高血圧のタイプと薬剤選択の見極めに,カプトプリル試験が有用である.
●中学・高校生の本態性高血圧症では,150/90mmHg以上の固定性高血圧を治療開始の目安とし,140/85mmHg以下の血圧維持を図る.
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