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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻2号

1995年02月発行

今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療

小児科から内科へのキャリーオーバー診療

気管支喘息

著者: 勝呂宏1

所属機関: 1横浜市小児アレルギーセンター

ページ範囲:P.306 - P.308

文献概要

ポイント
●小児気管支喘息の発症年齢は1歳から3歳に大きなピークがあり,6歳までに90%が発症している.
●寛解年齢は15歳頃までに70〜90%の患児が軽快ないし寛解する.予後率は対象者の重症度が関与している.
●キャリーオーバー例で,特に“自己の病状を過小評価・服薬率が低い・吸入用気管支拡張剤(β2MDI)依存例・学業や親子関係などで精神的ストレスがある患者ら”については,患者サイドに立ったきめ細かい指導と治療が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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