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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻2号

1995年02月発行

今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療

小児診療の注意点

小児の検査値のみかた

著者: 澤文博1 月本一郎2

所属機関: 1東邦大学医学部佐倉病院小児科学 2東邦大学医学部第1小児科学

ページ範囲:P.335 - P.337

文献概要

ポイント
●小児の検査値は成人の基準範囲内でも異常であったり,基準範囲外であっても正常のことがある.
●小児の検査値の解釈には年齢による基準範囲の違い,採取時の溶血やアーチファクトの影響,発育発達の個体差などに注意する必要がある.
●小児の基準範囲は年齢が進むにつれて横ばい型,漸増型,漸減型,凸型,凹型,二峰型に推移するものがある.また成人の基準範囲に入る時期が乳児期,幼児期,学童期,思春期,成人と違いがある.
●報告伝票に小児の参考値の記載があっても,年齢区分の明記がなければ判定に注意を要する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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