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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻3号

1995年03月発行

文献概要

今月の主題 免疫学の理解とその臨床 免疫学の基礎知識

免疫の細胞学と分子生物学の基礎

著者: 矢田純一1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部小児科

ページ範囲:P.432 - P.435

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ポイント
●リンパ球の抗原レセプター(B細胞では表面免疫グロブリン,T細胞ではT細胞レセプター)は遺伝子の再編成によってその多様性が用意されている.
●1個のリンパ球は1種類のみの抗原レセプターをもつ.自己抗原に対応するレセプターのものは消去されるか不応化され,非自己抗原に対応するリンパ球だけが残される.
●B細胞の抗原レセプターは抗原そのものに結合するが,T細胞の抗原レセプターはその個体のMHC分子とその溝に収まっている抗原ペプチドとの組み合わせと結合する.このことによりT細胞応答の個体差が生じる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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