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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻3号

1995年03月発行

文献概要

今月の主題 免疫学の理解とその臨床 免疫疾患へのアプローチ

アレルギー性疾患の成立

著者: 大原守弘1 粕川禮司1

所属機関: 1福島県立医科大学第2内科

ページ範囲:P.477 - P.479

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ポイント
●アレルギーの成立にはCoombsの4型からなるアレルギーの反応型分類があり,アレルギー性疾患はアトピー性疾患とも呼ばれ,IgE抗体と肥満細胞の関与による主にI型のアレルギー反応によるものといわれてきた.
●アレルギーが成立するためには,ヘルパーT細胞の関与が重要である.
●ヘルパーT細胞の中の特にTh2細胞の活性化に伴い,B細胞,好酸球,肥満細胞などの細胞と産生されるカイトカインによる複雑なアレルギーのネットワークが働いて,アレルギー性疾患が成立するものと考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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