文献詳細
今月の主題 免疫学の理解とその臨床
免疫疾患へのアプローチ
文献概要
ポイント
●臨床検査を念頭に置いた場合,自己免疫疾患を臓器特異的(性)と臓器非特異的(性)とに分類すると有用である.
●全身性自己免疫疾患では臓器非特異的な細胞成分に対する自己抗体産生が特徴であり,これは疾患標識抗体と症状特異的抗体とに大別される.
●膠原病患者の血清には複数の自己抗体が検出されることが多いが,その組み合わせは無原則ではなく,抗原の分子構造がこの併存機序を追求する手がかりと考えられる.
●全身性自己免疫疾患の自己抗体と臨床症状との関連は今のところ不明である.
●受容体に対する自己抗体が産生され,種々の病気が起こる.
●臨床検査を念頭に置いた場合,自己免疫疾患を臓器特異的(性)と臓器非特異的(性)とに分類すると有用である.
●全身性自己免疫疾患では臓器非特異的な細胞成分に対する自己抗体産生が特徴であり,これは疾患標識抗体と症状特異的抗体とに大別される.
●膠原病患者の血清には複数の自己抗体が検出されることが多いが,その組み合わせは無原則ではなく,抗原の分子構造がこの併存機序を追求する手がかりと考えられる.
●全身性自己免疫疾患の自己抗体と臨床症状との関連は今のところ不明である.
●受容体に対する自己抗体が産生され,種々の病気が起こる.
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