icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina32巻3号

1995年03月発行

文献概要

今月の主題 免疫学の理解とその臨床 免疫疾患のメカニズム

免疫不全と日和見感染症

著者: 西谷肇1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.534 - P.537

文献購入ページに移動
ポイント
●主要な易感染性要因として好中球減少,細胞性免疫障害,液性免疫障害があげられる.
●好中球減少は化学療法による骨髄抑制によることが多く,病原体としてグラム陰性桿菌,グラム陽性球菌,カンジダ,アスペルギルスがみられる.
●細胞性免疫障害は免疫抑制剤使用などでみられ,リステリア,サルモネラ,結核菌,非定型性抗酸菌,レジオネラ,クリプトコッカス,ウイルス,カリニがみられる.
●液性免疫障害は多発性骨髄腫などでみられ,肺炎球菌,インフルエンザ菌,髄膜炎菌がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?