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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の主題 脂質代謝と動脈硬化 動脈硬化症の成因理解のための脂質代謝

Lp(a)と動脈硬化

著者: 大久保実1

所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.671 - P.673

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ポイント
●Lp(a)はアポ(a)とLDLから構成されている.
●アポ(a)はクリングル構造を持ち,プラスミノーゲンに類似している.
●Lp(a)濃度の大部分は遺伝的に規定されている.
●Lp(a)には分子量の異なる多型性があり,分子量が小さい表現型(phenotype)ほどLp(a)濃度が高い.
●Lp(a)≧25mg/dlは動脈硬化の危険因子である.
●Lp(a)は動脈硬化巣に沈着し,また凝固線溶系やTGF-βを介して動脈硬化に深く関与する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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