文献詳細
今月の主題 脂質代謝と動脈硬化
高脂血症の診断
文献概要
ポイント
●甲状腺機能低下症ではLDLの代謝障害により血中にLDLやVLDLなどが増加する.
●ネフローゼ症候群ではLDLの増加が主体であり,II aやII b型を呈することが多いが,重症化するとLPL活性が低下し,リポ蛋白の代謝障害も加わってLDLとVLDLが増加してくる.
●閉塞性肝疾患ではLp-Xが出現する.
●エストロゲンを内服すると閉経前にはLDLやVLDLの上昇が認められるが,閉経後にはその傾向はみられず,むしろLDL低下作用がうかがわれる.
●サイアザイド系利尿薬やβブロッカーでは高トリグリセリド血症を呈することがある.
●甲状腺機能低下症ではLDLの代謝障害により血中にLDLやVLDLなどが増加する.
●ネフローゼ症候群ではLDLの増加が主体であり,II aやII b型を呈することが多いが,重症化するとLPL活性が低下し,リポ蛋白の代謝障害も加わってLDLとVLDLが増加してくる.
●閉塞性肝疾患ではLp-Xが出現する.
●エストロゲンを内服すると閉経前にはLDLやVLDLの上昇が認められるが,閉経後にはその傾向はみられず,むしろLDL低下作用がうかがわれる.
●サイアザイド系利尿薬やβブロッカーでは高トリグリセリド血症を呈することがある.
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