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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻4号

1995年04月発行

今月の主題 脂質代謝と動脈硬化

高脂血症治療の諸問題と新しい展開

LDLアフェレーシスの適応と実際

著者: 小泉順二1 馬渕宏1

所属機関: 1金沢大学医学部第2内科

ページ範囲:P.743 - P.745

文献概要

ポイント
●LDLアフェレーシスによる血清コレステロール低下効果は確実である.
●LDLアフェレーシスは冠動脈疾患の二次予防が目的の治療法である.
●LDLアフェレーシスではLDLコレステロールと同時にLp(a)も低下する.
●LDLアフェレーシスを長期継続すれば,冠動脈造影による狭窄が,わずかではあるが改善(退縮)する.
●ホモ接合体性家族性高コレステロール血症(FH)はLDLアフェレーシスの絶対適応である.
●薬物療法で効果が不十分な冠動脈疾患を有するFHも適応と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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