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文献概要
今月の主題 脂質代謝と動脈硬化 合併症のある高脂血症の治療
高血圧における高脂血症の治療の実際と注意点
著者: 松永彰1 佐々木淳1
所属機関: 1福岡大学医学部第2内科
ページ範囲:P.763 - P.765
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●危険因子が重複すると心血管系疾患の発症率が相乗的に上昇する.
●血圧コントロールが不良な高コレステロール血症患者では総コレステロール<200mg/dl(LDLコレステロール<130mg/dl)を治療目標とする.
●食事療法としては,減塩とカロリー制限,コレステロール摂取の制限を行う.
●冠動脈疾患のない軽症高血圧では,脈拍が110〜120/分となる軽い運動が有効でHDLコレステロールも上昇する.
●Intrinsic sympathomimetic activityのない非選択性β遮断薬やサイアザイド系利尿薬,ループ利尿薬は,血清脂質に悪影響を及ぼすことがある.
●危険因子が重複すると心血管系疾患の発症率が相乗的に上昇する.
●血圧コントロールが不良な高コレステロール血症患者では総コレステロール<200mg/dl(LDLコレステロール<130mg/dl)を治療目標とする.
●食事療法としては,減塩とカロリー制限,コレステロール摂取の制限を行う.
●冠動脈疾患のない軽症高血圧では,脈拍が110〜120/分となる軽い運動が有効でHDLコレステロールも上昇する.
●Intrinsic sympathomimetic activityのない非選択性β遮断薬やサイアザイド系利尿薬,ループ利尿薬は,血清脂質に悪影響を及ぼすことがある.
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