文献詳細
文献概要
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方 安静時標準12誘導心電図からみた不整脈診断
PQ間隔と房室ブロック
著者: 中里祐二1
所属機関: 1順天堂大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.862 - P.865
文献購入ページに移動ポイント
●第1度房室ブロックではPQ間隔が0.20秒以上に延長する.
●第2度Wenckebach型ブロックではPQ間隔が徐々に延長し,QRS波の脱落を伴う.
●第2度Mobitz型ブロックでは,PQ間隔の延長を伴わずQRS波が突然脱落する.
●高度房室ブロックではP波とQRS波が3:1,あるいはそれ以下の伝導比を示す.
●第3度房室ブロックではP波とQRS波との関係が失われる.
●第1度房室ブロックではPQ間隔が0.20秒以上に延長する.
●第2度Wenckebach型ブロックではPQ間隔が徐々に延長し,QRS波の脱落を伴う.
●第2度Mobitz型ブロックでは,PQ間隔の延長を伴わずQRS波が突然脱落する.
●高度房室ブロックではP波とQRS波が3:1,あるいはそれ以下の伝導比を示す.
●第3度房室ブロックではP波とQRS波との関係が失われる.
掲載誌情報