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今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方 安静時標準12誘導心電図からみた不整脈診断
QT間隔の計測法とQT延長症候群の診断
著者: 須山和弘1 鎌倉史郎1
所属機関: 1国立循環器病センター内科心臓部門
ページ範囲:P.868 - P.871
文献購入ページに移動●QT間隔は非侵襲的で簡便な再分極過程の指標として臨床上有用である.QT間隔の計測方法には定まった方法はない.QT間隔に関しては未解決な問題も多く,今後も検討が必要である.
●QT延長症候群は比較的稀な病態ではあるが,torsades de pointes(TdP)をはじめとした致死的心室性不整脈が発生する場合があり,突然死をきたす疾患として重要である.
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