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文献概要
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方 不整脈診断に役立つ電気生理学の知識
心房早期刺激による洞房伝導時間の評価
著者: 白井徹郎1
所属機関: 1東京警察病院循環器センター
ページ範囲:P.902 - P.904
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●洞機能評価には,洞結節内のペースメーカー細胞の自動能の評価とともに,洞房伝導性についても検討することが重要である.
●洞房伝導時間を正確に評価するには洞結節の電位を直接記録する方法が望ましいが,実際の臨床の場では心房期外収縮(Strauss法),あるいは心房ペーシング(Narula法)を用いた間接的方法により行われている.
●洞機能評価には,洞結節内のペースメーカー細胞の自動能の評価とともに,洞房伝導性についても検討することが重要である.
●洞房伝導時間を正確に評価するには洞結節の電位を直接記録する方法が望ましいが,実際の臨床の場では心房期外収縮(Strauss法),あるいは心房ペーシング(Narula法)を用いた間接的方法により行われている.
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