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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻5号

1995年05月発行

今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方

不整脈からみた基礎心疾患の病態の理解

心室性不整脈と強心薬

著者: 田辺晃久1

所属機関: 1東海大学医学部内科学第1

ページ範囲:P.939 - P.941

文献概要

ポイント
●心不全に伴う心室性不整脈の治療の基本方針は,まず心不全を改善し,基礎疾患・基礎病態の治療を優先することである.
●心室性不整脈を有する心不全では,ジギタリスの異所性自動能亢進作用を恐れて,その使用を躊躇しすぎてはならない.少量投与を条件に投与は行う.
●カテコラミン類似薬,ホスポジエステラーゼ阻害薬の長期使用は,心不全に伴う心室性不整脈患者の予後を悪化させる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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