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文献概要
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方 心電図からみた治療の選択
心電図所見からみた洞不全症候群のペースメーカー適応
著者: 石川利之1
所属機関: 1横浜市立大学医学部附属浦舟病院第2内科
ページ範囲:P.957 - P.959
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●洞不全症候群の薬剤によるコントロールは困難なことが多く,ペースメーカー植え込みが最も確実な方法である.
●洞不全症候群の生命予後は比較的良好とされており,ペースメーカー植え込みの適応は主として徐脈に基づくめまい,失神,息切れなどの自覚症状による.
●失神などによる事故,心房細動,脳塞栓の予防も重要である.
●標準12誘導心電図,Holter心電図が最も有用な検査法であり,電気生理検査は補助的検査法である.
●徐脈頻脈症候群では,頻脈の治療のためにペースメーカー植え込みを要することがある.
●非生理的ペースメーカーでは予後改善は期待できない.自覚症状改善のためにも生理的ペースメーカーを選択する必要がある.
●洞不全症候群の薬剤によるコントロールは困難なことが多く,ペースメーカー植え込みが最も確実な方法である.
●洞不全症候群の生命予後は比較的良好とされており,ペースメーカー植え込みの適応は主として徐脈に基づくめまい,失神,息切れなどの自覚症状による.
●失神などによる事故,心房細動,脳塞栓の予防も重要である.
●標準12誘導心電図,Holter心電図が最も有用な検査法であり,電気生理検査は補助的検査法である.
●徐脈頻脈症候群では,頻脈の治療のためにペースメーカー植え込みを要することがある.
●非生理的ペースメーカーでは予後改善は期待できない.自覚症状改善のためにも生理的ペースメーカーを選択する必要がある.
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