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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻5号

1995年05月発行

文献概要

今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方 心電図からみた治療の選択

心房粗動

著者: 臼田和生1

所属機関: 1金沢大学医学部第1内科

ページ範囲:P.960 - P.963

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ポイント
●心房粗動は心電図で鋸歯状波と呼ばれる約250〜350/分の規則的な心房粗動波(F波)の出現が特徴的で,II,III,aVF誘導で下向きのF波を呈する通常型と,上向きのF波を呈する非通常型に分類される.
●薬物療法としては,洞調律化にはIa群やIc群抗不整脈薬が,心室レートのコントロールにはジギタリス,β遮断薬,Ca拮抗薬が用いられる.
●通常型心房粗動では高周波カテーテルアブレーションによる根治も可能となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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