文献詳細
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方
心電図からみた治療の選択
文献概要
ポイント
●心房粗動は心電図で鋸歯状波と呼ばれる約250〜350/分の規則的な心房粗動波(F波)の出現が特徴的で,II,III,aVF誘導で下向きのF波を呈する通常型と,上向きのF波を呈する非通常型に分類される.
●薬物療法としては,洞調律化にはIa群やIc群抗不整脈薬が,心室レートのコントロールにはジギタリス,β遮断薬,Ca拮抗薬が用いられる.
●通常型心房粗動では高周波カテーテルアブレーションによる根治も可能となった.
●心房粗動は心電図で鋸歯状波と呼ばれる約250〜350/分の規則的な心房粗動波(F波)の出現が特徴的で,II,III,aVF誘導で下向きのF波を呈する通常型と,上向きのF波を呈する非通常型に分類される.
●薬物療法としては,洞調律化にはIa群やIc群抗不整脈薬が,心室レートのコントロールにはジギタリス,β遮断薬,Ca拮抗薬が用いられる.
●通常型心房粗動では高周波カテーテルアブレーションによる根治も可能となった.
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