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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻5号

1995年05月発行

グラフ 検査・診断のためのCurrent Technology—原理と臨床的意義・5

PCR法・PCR-SSCP法

著者: 小山徹也1 原太1 柏原賢治1

所属機関: 1群馬大学医学部第2病理

ページ範囲:P.1013 - P.1016

文献概要

PCR法
 ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction法:以下PCR法)は,DNAポリメラーゼを利用した既知の限定領域のDNAの増幅法である.DNAポリメラーゼ反応の開始にはプライマー(primer)が必要であり,このため2種類のプライマーを利用して特定領域のDNAを増幅することができる.PCR法は1980年代半ばより自動機械化が進み,Perkin-Elmer Centus社のDNAサーマルサイクラーが開発され,応用範囲の広い技術として分子生物学の分野で必須のものとなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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