icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina32巻5号

1995年05月発行

文献概要

アメリカ・ブラウン大学医学部在学日記・9

緊張の連続となる救急外科実習

著者: 赤津晴子1

所属機関: 1スタンフォード大学病院内科

ページ範囲:P.1039 - P.1041

文献購入ページに移動
 1カ月の一般外科実習を終え,今度は救急外科実習にまわった.ここでは一応24時間勤務24時間の休み,というスケジュールである.もっとも,通常は勤務時間が27時間を下ることはまずない.私が実習を行った病院はロードアイランド州指定救急センターで,設備の整ったTrauma室/救急室4室に常時救急チームが24時間体制で待機している.この救急室には人工呼吸器,心臓ショック機および患者をテーブルに乗せたままX線が撮れる設備をはじめ,様々な処置に必要な器具や薬品が揃っている.Trauma室には重傷,瀕死状態の患者が次から次へと運ばれてくる.主に交通事故,ピストル射殺,落下事故,自殺などが多い.特に金曜日のTrauma室は忙しい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?