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アメリカ・ブラウン大学医学部在学日記・9
緊張の連続となる救急外科実習
著者: 赤津晴子1
所属機関: 1スタンフォード大学病院内科
ページ範囲:P.1039 - P.1041
文献購入ページに移動 1カ月の一般外科実習を終え,今度は救急外科実習にまわった.ここでは一応24時間勤務24時間の休み,というスケジュールである.もっとも,通常は勤務時間が27時間を下ることはまずない.私が実習を行った病院はロードアイランド州指定救急センターで,設備の整ったTrauma室/救急室4室に常時救急チームが24時間体制で待機している.この救急室には人工呼吸器,心臓ショック機および患者をテーブルに乗せたままX線が撮れる設備をはじめ,様々な処置に必要な器具や薬品が揃っている.Trauma室には重傷,瀕死状態の患者が次から次へと運ばれてくる.主に交通事故,ピストル射殺,落下事故,自殺などが多い.特に金曜日のTrauma室は忙しい.
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