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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻6号

1995年06月発行

文献概要

今月の主題 内科臨床における心身医療 イントロダクション

心身医学(心身医療)の歴史的変遷

著者: 末松弘行1

所属機関: 1東京大学医学部心療内科(分院)

ページ範囲:P.1058 - P.1061

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ポイント
●狭義の心身医学は心身症を固有の方法論で診療する専門分野である.
●広義の心身医学は全人的医療と同意である.
●心身医学は,医学が身体偏重の傾向にあった中で,必要性が唱えられた.
●行動医学やコンサルテーション・リエゾンにも総合医学という方向性がある.
●わが国でも1960年頃に心身医学が導入されて,発展しつつある.
●今日,全人的医療という心身医学の理念は医学に取り入れられたが,実践が問題である.
●一般内科医も全人的医療を実践し,より難しい心身症は専門施設にコンサルテーションするとよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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