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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻6号

1995年06月発行

今月の主題 内科臨床における心身医療

疾患・症候をどう診るか

高血圧

著者: 菊池長徳1

所属機関: 1東京女子医科大学第二病院内科I

ページ範囲:P.1067 - P.1069

文献概要

ポイント
●本態性高血圧は情動ストレスと強く関係し,循環器心身症の代表とみなされている.
●高血圧の成因として,遺伝と環境要因の相互作用があげられているが,環境要因の一つとして心理・社会的因子がある.
●高血圧の心理特性として抑制された敵意(または怒り)が以前から注目されている.また最近,緊張によると思われる外来時のみ血圧の高い白衣高血圧が話題となっている.
●本症の治療には,心身両面からはもちろん,生活様式の改善など行動医学的アプローチが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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