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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻6号

1995年06月発行

文献概要

今月の主題 内科臨床における心身医療 疾患・症候をどう診るか

頭痛

著者: 坪井康次1 秋山陽子1 久松由華1

所属機関: 1東邦大学医学部心療内科

ページ範囲:P.1070 - P.1073

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ポイント
●頭痛は,不安や抑うつを伴いやすく,一方,不安障害やうつ病性障害による頭痛もみられるので,その診断や治療において心理的な要因へのアプローチが重要である.
●抑うつや不安によって生じる頭痛には,抗不安薬や抗うつ薬による治療が必要である.
●Chronic daily headacheあるいはchronic disable headacheは,毎日のように重篤な頭痛を訴えるものをいい,日常生活への支障が著しく,抑うつ,不安などの精神症状がみられ,対人関係上の問題を生じやすい,性格傾向の偏りがみられるなど,独特の病態を呈する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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